BXのペーパークラフト

BX, Paper-Craft

ご存知の方は多いと思いますが、イラストレーターの溝呂木陽さんによる「紙のクルマ」という、何とも素敵なペーパークラフトがあります。当初(1994年)は二玄社より書籍の形で発刊され、早速私も購入しました。用意されているクルマ達はA110やDS、2CV等、なかなかの品揃えです。ただ惜しむらくは、その中に BXがなかったこと。当時、ミニカーでもプラモでも紙でも何でもいいから BXのミニチュアを切望していた私は、しょうがないので手描きで BXの「紙のクルマ」を作ってみたりしました(笑)。その後 BXのミニカーをめでたくゲットして、しばらく熱はおさまっていたのですが、最近になって 「デジタルな紙のクルマ」というのができたことを知り、それで BXのデジタル・バージョンもこしらえてみるかと思ったわけです。幸い、BXはもともとがペキペキした感じのボディ・デザインなので、紙で作るにはピッタリです。とはいえ、もちろん溝呂木さんの作品達の足元にも及ばない出来ですが、シャレということでご勘弁願います。なお、溝呂木さんの作品は他に「紙のクルマ2(日本車編)」、ボルボサターンなどがあり、いずれも好評を博してらっしゃるようです。[1998/6/24]

※変更 [1998/7/6]
少し厚手の紙で作ったみたところ、接合部分がどうにも合わないところがあったり、精度の悪さが発覚(笑)したので、若干修正しました。また、それに伴い完成品の画像も入れ替えました。

【データ】
640×640ピクセル、256色で、解像度的には100dpi程度で描いています。結構ギザギザが目立ちます。ほんとはポストスクリプトなどのベクトル描画系でやればよいんでしょうが...。# 誰かやっていただけませんか?(笑)
なお、今回のモデルは私所有の BX19TRi、ボディカラー=白、右ハン仕様となっております。ヘッドライトが黄色なのはノン・オリジナルですが、私の好みということで。

【作り方】
(1)ダウンロード
画像ファイル(約14kb)をダウンロードします。
(2)プリントアウト
プリントアウトすると、ドラフトでスケールは実物の1/43より少し大きいサイズになりますが、お好きなサイズに調整してください。
(3)切り抜き
輪郭に沿って切り抜きます。ギザギザなところは切り抜き時にスムージングしましょう(笑)。どこまでがのりしろ部分かわかりづらい個所がありますが、適宜ご判断願います。※ 左フロントバンパーとフロントマスクの結合部分は僅かなため、ここは次の折り曲げ作業がほぼ完了してから切り抜いたほうがいいです(でないと、破けてしまう恐れあり)。
(4)折り目をつける
各つなぎ目や、ボディ側面のプレスライン、バンパー等、折り目をつけます。また、ヘッドライトの少し上の部分を山折りしますが、特にガイド線がありませんのでご注意を。
(5)のりづけ
のりしろに糊をつけ、各部を接着します。なお、ボンネットのふくらみを出すため、フロント・ウィンドウとボンネット部分の接着はしません。
(6)完成
これで完成です。いちおう参考までに完成品の画像をのせておきます。

BX-Kami(Front)  BX-Kami(Rear)

※改造はご自由にどうぞ。再配布する場合は、アイデアソースが溝呂木陽さんの「紙のクルマ」にあることを明示してくださればと思います。

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