Bill Amberg(ビル・アンバーグ)
ビル・アンバーグはイギリス生まれの鞄デザイナー。1984年からスタートした、彼の作品はシンプルだけどユニーク。ハンドルに剥き出しのアルミを使ったロケット・バッグは有名。素材は革が中心だけれど、ナイロンを使ったシリーズ(BAN = Bill Amberg Nylons)も、やはり彼独特の存在感があると思う。私が持っているのもナイロン素材で、デザインもさることながら、多めのマチでB4が余裕で入る大きさ、ショルダーストラップもついて重宝する。だからオンもオフもこれで済ましている。酷使がたたってファスナーが壊れたけれど(笑)、ちゃんと直して使ってます。[1999/1/12]
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Brooks Brothers(ブルックス・ブラザーズ)
トラッド・ファッションの総本山、ご存知ブルックス・ブラザーズは1818年創業。ボタンダウン・シャツ(注1)を考案したことであまりにも有名。私が中学生当時の第2次アイビー・ブームのとき、すでに神格化されたブランドであった。私は手はじめに白のコットン・オックスフォードのボタンダウン・シャツと、レジメンタル・ストライプのネクタイを購入し(注2)、三十路をむかえてやっとスーツを買った。そのとき「ついに自分もブルックスのスーツを...」と感慨にふけってしまったのは、我ながら大げさというものだ(笑)。[1999/5/26]
注1: |
正しくはポロカラー・シャツ。創業者ヘンリー・S・ブルックスの三男、ジョンがポロ観戦中に選手の着ているシャツの襟がはためくのを見て思いついた。1900年のことである。 |
注2: |
新婚旅行のときにニューヨーク本店で買った。初老の店員さんに首回りと袖丈を測ってもらったのだけれど、緊張したです。 |
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