1984年に日本に最初に導入されたBXは16TRSというモデル。エンジンは1600cc(SOHCキャブ)で、当初はパワステなしで5MTのみ。後にパワステ付きやや4ATモデルが追加。この16TRSは、ボビンメーター[1]や、クラスタに集中した操作系(ライト、ウィンカー、ホーン等)[2]が特徴で、シトロエンらしいエキセントリックなイメージにあふれていた。 [1]  [2] それが1987年に大きなマイナーチェンジがあって、バンパーやウィンカー[3]、ドアミラー[4]の形状が変更され、インパネも普通の感じ(アナログメーター、レバー式ウィンカー)[5]になった。エンジンも1900cc(SOHCキャブ)になりモデル名も19TRSに。 [3] →  [4] →  [5] さらに1989年にその19TRSのエンジンがインジェクション仕様になったのが19TRi。このあたりの時代から西武自販に加えてユーノスもBXを扱うようになった。ユーノスもののBXはサンルーフが標準装備だけれど、ボディカラーが少なかった(西武ものにはベージュとか、茶色/エンジ色のメタリックとかがあったと思う)。ホイールカバーもユーノスものは1種類だけなのに対し、西武ものは年式によって何種類かあった。ちなみに私の1990年式19TRiの日本における登録台数は1763台で、日本で最も多いBXらしい。[1998/2/12]
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